紅一点×SnowMan⑩ (ページ16)

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『おう。お前をソロデビューさせるっていうのがね。で、これは近い将来の話だけど、ソロコンを考えてる。』

「、、、。」

『だからその楽曲を少しずつ貯めていこうかなと。実はもういろいろ声かけてるんだ。』

「なんだ。私の意見関係ないじゃん。決定事項。」

『さすがに声かけしただけで、何も進んでないよ。』

笑いながら、でも目は真剣に秀明くんは話していく。

『だから、嫌じゃなきゃ、ソロコンしないか？それも俺がプロデュースしたい。』

「、、、悩むね。」

『え？どこがネック？』

「まず、人が入るか不安。あと、メンバーがどう思うのかも不安。あと、ドラマが来年まで埋まってる中で楽曲にちゃんと携わることができるか不安。」

私がそう伝えると少し考える仕草をするか秀明くん。

『お前、自己肯定感低いから知らないのかもしれないけど、現状ファンが1番多いのはAだよ。で、メンバーに関してだけど、お前SnowMan舐めすぎ。もちろん、全く嫉妬しないっていったら嘘になるかもしれないけど、ちゃんとみんな応援してくれるよ。あいつらはそういう集団だろ？で、仕事のスケジュールに関しては、そこだけはごめん。だけど、制作は基本いろんな人にお任せのつもり。編曲とかには関わってもらうと思うけど。』

饒舌に話す秀明くんの楽しそうな顔を見て、
私は決意した。

「分かった。やる。」

『おー。良かった。早速だけど、実は提供は全て事務所の人にしようと思ってる。で、まず声をかけたのは二宮な。それからキスマイの北山。あとは神山と亀も声かけてある。』

「え。メンバー強っ。」

『みんな乗り気だったぞ。北山なんかいいんすか？やったーみたいなこと言ってたし。』

その感じ北山くんぽいなと思った。

『そんな打ち合わせがちょこちょこ入ると思うから。いろんな人と仲良くなっとけ。まあ、ソロコンはイメージ2025年ってところかな。』

「分かった。」

『でも、アルバムも出したいから、曲は早めに揃える。』

「はーい。」

『なんかやる気ねーな。』

「あるって。」

曲についての話をしていたら、
結構夜遅くまでになってしまった。

最初は不安だったけど、楽しみもあるな。

頑張ろ。
そんなことを考えながらベットに入った。