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『え、？』
「この関係、終わりにしよっ、」
聞いた瞬間フリーズした。
あれだけお互いを慰めあってたのに、君の口から出てきた言葉は1番恐れていた言葉だった
『急になんで、』
「前から言おうと思ってて、蓮も気づいてるでしょ、？自分の気持ちに。」
『、、、』
「蓮が私だけに言ってくれてるのも全部分かってる。でも私には翔太がいるし、これ以上続けてもお互いに苦しいだけだからっ、」
『俺の事、気付いてたの、？』
「当たり前でしょ、笑覚えてないかもしれないけど自分で言ってたのよ。“好きな人にしか手は出さない。”って」
『っ、』
「ごめんね、分かってたのにその気持ちを利用しちゃって」
「私ね、来月結婚する事になったの。今までは別居してたけど流石に同居しないとあれだから、」
『結婚、！？』
「だから、もう終わりにしようと思って。蓮には私よりも似合う女性がいるはず。だから、これで会うのは終わりにしよう」
『なんで、！！今までそうやって信じて傷つけられてきたんだろ！？』
「そう、だね」
『利用してもなんでもいいから、離れないで、』
「っ、、、ごめんっ、」
『Aっ！！』
「じゃあね、ありがとう」
“私達、出会わなければ良かったね”
ねぇ、なんで涙を流してるの？
泣いてるなら俺を利用してよ、
気持ちに気付いてるなら、せめてそばにいさせてよ、、
ねぇ、なんでそんなにも辛い顔をしてるの？
届きそうで届かないその背中を見るだけて胸が傷んだ。
『クソっ！！！』
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作者名：あい | 作成日時：2020年4月2日 21時
