アイシテモ (ページ6)

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プルルルルルル

『もしもし？』

「、もしもし」

『仲直りできた？』

蓮の優しい声が胸を締め付けた

「、、、あのさっ」

『それ以上言わなくていいよ。』

蓮は少し声を低くして言った。

『今どこ？迎えに行くよ？』

「ごめ、家の前まで来ちゃった」

「嫌だったら帰るから大丈夫なんだけど」

『は？まじ？ちょっとまってて10秒で行く』

そう言われて電話を切られた。

流石にこんな夜中に家に押掛けるとか重い女かよって心の中で突っ込む。

ましてや彼女でもないのに。

『ﾊｧﾊｧｯごめんっ、お待たせ』

「そんなに、急がなくても笑」

私は少し笑う。

お風呂上がりなのか少し髪の毛から雫が垂れていた。

水もしたるるいい男ってこういう事を言うんだなぁって思ってる自分に少し笑った

『女の子待たせる訳には行かないでしょ？』

こーいう所がモテるんだろうなぁ

『ほら、早く入って。』

「ん、、、」

蓮がエスコートしようとしてくれる。

だけど体が思うように動かない

多分熱がぶり返してきたんじゃないかなぁなんてボヤっと考える

『ん？どした？』

心配そうに顔を覗き込んで来る

「ごめ、」

私はその場で意識を離してしまった

✂︎-----㋖㋷㋣㋷線-----✂︎

遅くなりすみません💦

次からは蓮sideで書かせていただきます！